11月9日、「ALPS処理汚染水差止訴訟」第2次提訴を福島地裁へ行いました。
第2次提訴では新たに漁業者・漁業関係者、市民212人が原告となり、第一次提訴の151人とあわせ、原告数は363人となりました。
第2次提訴行動は、福島県文化センター視聴覚室で提訴前集会を行った後、福島地裁までデモ行進を行い、福島地方裁判所に訴状を提出しました。
報告集会では、弁護団より広田次男弁護士から「印紙代(裁判費用)を巡る裁判所との論争」について報告がされました。
続いて、海渡雄一弁護士より「ALPS処理汚染水海洋放出差止訴訟 第二次提訴の概要」と題する報告がされました。
質疑応答ののち、特別企画として、原子力資料情報室事務局長の松久保肇さんより、「現在も続く、福島第一原発からの放射性物質の放出」と題してミニ講演会を行いました。
その後、原告や支援者のあいさつやメッセージ読み上げ、弁護団と原告共同代表の紹介があり、閉会しました。
原発事故被災者にさらなる被害を与え続け、海洋汚染を引き起こし、国際問題にもなっているALPS処理汚染水の海洋放出を一日も早く止めるために、差止訴訟を闘っていきます。
どうぞご支援をお願いいたします。
【高画質完全版】ALPS処理汚染水差止訴訟 第2次提訴行動(提訴前集会、デモ、報告会)
Updates on November 13, 2023: 212 additional
plaintiffs join the injunction lawsuits!
On November 9, 2023, we filed a second injunction lawsuit with the Fukushima District Court.
In the second lawsuit, an additional 212 fishers and residents joined as plaintiffs.
There were 151 plaintiffs in the first lawsuit,
so the total number of plaintiffs is now 363.