明けましておめでとうございます。
まず、元日に起きた能登半島地震による災害で亡くなられた皆さま、そして被災された皆さまに心からのお悔みとお見舞いを申し上げます。
大変な年明けとなってしまいました。その中で、志賀原発、柏崎刈羽原発が運転停止していたことは、僅かな救いであったと思います。それでも損傷状況が心配ですし、このような状況で大飯原発、高浜原発などが運転を続けていることに大きな懸念を感じます。
地震大国日本で原発を動かすことの危険を、あらためて警告されたように思います。一刻も早く原発のない、放射性物質による被ばくの脅威がない世界にしたいものです。
さて、ALPS処理汚染水放出差止訴訟は、今年3月4日に第１回口頭弁論が開かれることも決まり、いよいよ法廷での闘いが始まります。
昨年は３回の海洋放出があり、今年度内には更にもう１回の放出が予定されています。
この間、ALPSの設備内で、作業員が高濃度の汚染水を浴びて被ばくする事故が起きました。この件に関して、東電が不正確な情報を発表しては訂正を繰り返すなど、東電に対する不信感は募るばかりです。
一刻も早くALPS処理汚染水の海洋放出を差し止めることができるように、原告団、弁護団ともに力を尽くしていくつもりです。そして支援の会にも現在100人を超える方々がご参加下さっています。本当に心強いです。
皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。力を合せて頑張りましょう！
